八ヶ岳、小同心クラックから横岳に抜けて、そこから赤岳経由で周回してきました。
雲稜にひと組、我々小同心クラックも他に誰もいなく貸し切りで快適でした。
取り付きについた時点で一気にガスってきましたが、スタートするころには視界は開け、横岳に着くころには赤岳の頂上まで雲が無ったので、赤岳まで縦走することにしました。
赤岳鉱泉から出発して数分で大同心稜への分岐があり、そこを入ってから明瞭な踏みあと(ほぼ一般登山道)を進みます。登れば登るほど急登になってきます。
正面の岩の一番右端辺りを登ります。
大同心取り付きについたら壁沿いを右へ、小同心の取りつきに向かいます。
踏みあとをいうよりはもはや登山道です。
小同心クラック取り付きから上を見てます。
なんとなく左上に向かって登っていけばいい感じです。
ガバしかありません。ガツガツ登れます。
1ピッチ目は前半は上の写真の部分、後半は少しチムニー状になっています。
上の写真は2ピッチ目の終了点少し手前。
3ピッチ目の終了点。
この少し上にも終了点が取れるハンガーボルトがあるので、後続がある場合はそちらで支点を作ってもいいでしょう。
3ピッチ目の終了点のちょっと下にツクモグサがあります。
本州だと横岳と白馬岳でしか見ることができません。
小同心を登りきると横岳頂上は目の前です。
直下の岩場の手前までは歩きで行きます。
横岳頂上から小同心を見下ろしたところ。
横岳頂上に向けて最後の登りを登ってきます。
硫黄岳経由で下山しようと思っていましたが、赤岳にかかっていた雲がキレイに無くなり視界が開けたので、せっかくだから赤岳経由で下山することにしました。