2024年5月22日

南アルプス、尾白川渓谷鞍掛沢、乗越沢


7月、雨天延期、8月、雨天延期、
そして3度目の正直、9月末、曇り時々雨の予報、、、微妙~~~。
当日、集合してみてその時の様子で決めましょうという事で、
開催しました。
結果から言うと、予報の通り曇り時々雨でしたが、
コンディションはそれほど悪くなく、わりと快適な沢登りが楽しめました。
アプローチはおよそ1時間半で尾白川の入渓点へ。
下の写真の滝を越えて少し行くとすぐに鞍掛沢の出合に到着します。

この滝は左のスラブを登るのですが、今回は雨がパラついていてすごく滑りそうだったので、
右岸のFIXロープが張ってある巻き道から高巻きました。

鞍掛沢に入ると最初の方はしばらく沢歩きが続きます。
そして最初に出てくるのが下の写真の滝。

難しい滝ではないのですが、ちょっとヌメっていたので念のためロープを出しました。
バンドっぽくなっている部分を左に進み、折り返して右に進んで上に抜けます。

沢の水はとてもキレイで、グリーンに透き通っています。

晴れてればもっとキラキラしてキレイなんだろうな~と。

今回一番楽しかった滝はこれ。
下の写真の奥の方に写っているスラブ滝。
前回は水量が多くて高巻きしたのだが、
今回は行けそうだったので直登してみました。

傾斜はさほどではありませんが、とにかく滑ります。
手もヌルヌル滑るから、とりあえず足を割れ目に突っ込んでフリクションを得ます。

上からみるとこんな感じ。

もちろんロープは出しました。
みんないい感じに滑って楽しんでました。

乗越沢の出合の滝です。
乗越沢に入ると傾斜がきつくなり、一気にコルへ突き上げていく感じになります。
滝も鞍掛沢と比べて傾斜が立ってきて直登する場合はロープを出していった方が良いでしょう。

この出会いの滝は中段まで適当に登って左に逃げて踏みあとをたどると上部は簡単に巻けます。


スラブの滝がいくつか出てきます。
直登もできますし、左岸側から巻くこともできます。














滝が連続してどんどん源頭っぽい雰囲気になってきます。

沢の水が枯れて少し登っていくと崩壊地で行き止まりになるので、
適当なところで右岸に上がると分かりやすい踏みあとがあるのでそれをたどります。
コルに出たら装備を解除して、日向山経由で下山です。

日向山の頂上は雲の中で真っ白でした。視界無し(笑)
でも沢登りはみんなとても楽しんでくれたようで、開催できてよかったです。