2020/11/01
参加者3名
福島県の会津から新潟に抜けたあたりにある越後の秘境、御前ヶ游窟で紅葉のスラブ登攀を楽しんできました。
アプローチとか、スラブの具合とか、ルートファインディングとか、ロープ出す出さないとか、私たちがどのように登ったかの詳細は一番下に youtube 動画のリンクを付けておくので、興味のある人はそちらを見ていただくと参考になるかと思います。
登山口には駐車スペースがあり、狭いけどうまく詰めれば4台くらいは停められそうでしたが、スペースがなければこの砂利道に入る前の舗装路に駐車できるスペースは十分にありました。
登山届の箱の中に登山届ノートが入っていて、それに記入します。
枯れ葉がつもる登山道に入っていきます。出発!!
登山道から出発して少し行くと最初の渡渉点です。
石の上をひょいひょいとジャンプします。
渡渉したあとはシジミ沢出合まで右岸を歩いていきます。
シジミ沢までの道は、けっこう悪いです。ぬかるんでるし、落ちそうな箇所もあるし、整備された登山道って感じではないです。
トレランシューズとかでアプローチするのはやめた方がいいです。ハイカットの靴がいいと思いますよ。後ろから追い越していった山岳会の人たちは長靴を履いていました。
しばらく行くと上の写真の滝が現れます。これがシジミ沢出合の目印です。
この滝の手前から簡単に対岸に渡ることができ、渡ったところからシジミ沢に取りつきます。シジミ沢の取りつきが分かりにくいなどと書いている記録もみましたが、ピンクテープもあるし、すごく分かりやすいです。とりつきに関してはしっかり動画に映っているので、チェックしたい人はこのページの一番したにあるyoutube 動画をご覧くださいませ。
シジミ沢に入り少しすると沢が開けてきます。
両サイドは紅葉で、そして水がちょろちょろとスラブを流れています。
傾斜はそんなにきつくないので、経験者ならスタスタ歩けるでしょう。
紅葉がキレイだったのでみんなで写真。
ここからちょっと傾斜がきつくなります。
正面の一番高い岩の手前を左にカーブしていきます。
上の方に先行するグループが小さく映っています。
手がかり足がかりはたくさんあります。
トラロープが張ってあったり、チェーンがあったりします。
しかし、上部(ここら辺から上)はトラロープやチェーンは無くなります。
というわけで、
ここから先は私がロープをひっぱって登りフィックスして、メンバーにはクサリ場的な感じでロープにつかまりながら登ってもらう感じでやりました。
ビレイするほどではないと思います。
ちょっと傾斜がきつくなってくる辺りです。
ここら辺まであがってくると見下ろす景色がすごいですよね。
来てよかったなぁ~と思える絶景ですね。
ほんと晴れてよかった。
御前ヶ游窟に到着、そしてお茶会。
誕生日会も兼ねて、手作りケーキにロウソクを立てています。
洞穴は2個あって、2個目が御前ヶ游窟です。すぐ隣どおしです。
御前ヶ游窟から出発してスラブをもう少し登ると稜線に出ます。
上の写真は御前が游窟の真上のピークです。特に頂上看板や標識はありませんが、せっかく来たので登頂しておきます。見下ろすとなかなかの絶景ですよ。
ここからは、井戸小屋山を経由して下山しました。
細かいところは動画をご覧ください。