2019年3月27日

アルパインクライミング、一ノ倉沢南稜、日本三大壁に挑戦!

開催日 : 2019年6月9日
開催場所 : 群馬県 谷川岳一ノ倉沢烏帽子沢奥壁南稜
参加人数 : 2名

レポート :
8日土曜日が雨だったからか、9日の早朝(午前3時頃)のロープウェイ立体駐車場はクライマーだらけだった。
一ノ倉沢出合の駐車場にもテントが一張りもなかったところをみるとやはりみんな土曜は中止にして日曜にシフトしたのでしょう。
南稜テラスには6名が順番待ちしていたので、中央カンテ取付き辺りでのんびり待ちました。
南稜テラスまではとても天気が良くて一ノ倉沢の雄大な景色を堪能することができました。
登攀開始、2ピッチ目くらいから一気に辺りは真っ白になり、霧雨というか雲の中というか、そこから先はずっと小雨でした。
そういえば、一ノ倉沢で雨に降られるのはこれで3度目でした。
前を行くチームの1人が滑落して怪我で撤退だったので、4P目終了点で登りと下りの人で詰まってかなり時間を取られてしまった。
まぁ、怪我は大したことなさそうだったので良かったが、落ちるとメンタル的にやられるから撤退した方がいいでしょうね。雨ですし。
我々は最終ピッチの終了点まで登りきって、6ルンゼから下降しました。
テールリッジもなかなかにすべるので、数カ所は懸垂で下りました。
テールリッジ下部を歩いていると雨もついに本降りになってきて、全身ビショビショ。
色々と時間がかかり、出合につくころにはヘッドランプつけてました。
雨の中みんながんばりました!!


雪渓の上をテールリッジの取付きへ向かう。


テールリッジに取付く。


テールリッジ。朝陽が入ってきた。


テールリッジ。もうちょいで中央陵の取付き。


南稜テラスへ向かう途中。


南稜テラスよりスタート。


1P終了点から下を見下ろす。南稜テラスにいる人たちが見えます。


4P目フォロー。辺りは真っ白。


馬の背リッジの上部。


最終ピッチの終了点より下を見下ろす。後は懸垂で下るだけ。


見た目ツルツルのテールリッジ。すごく濡れています。